畳の主材料
いぐさの話
みなさんはイグサって畳の原料だけだと思っていませんか?
最近はイグサの青汁とかイグサ石鹸、イグサ小物なんかがありますけど昔は灯心草と言って時代劇などのあのお部屋の灯りに使われていたんです。もちろん燃やしていたわけでなく油に浸す芯として使われていました。
そこでピン!ときた人は(^^)エライ!吸湿性が非常にいいのです。だから畳の上で人間が生活する事がとても快適なんです。畳の上に人が寝た場合、一晩で出る汗のうち三分の一は畳が吸収してしまいます。そして日中はその水分を放出してまた夜には快適に寝れるという訳です。
私が仕事でお客様の家を訪ねますと「ずーっと布団を敷きっぱなしだったのよー」と言われたりしますが大体の場合、すでに畳が窒息死してます。ゴザはボロボロ、中身はブカブカ、まず表替えは無理です。そうならない為にも日中は布団をあげて畳に呼吸をさせてあげてください。


畳はほとんどがオーダーメイドの特注品です。
みなさんがお住まいになっている家の和室はもちろん大工さんが作り上げたものですが木材などを加工して造っているので多少のひずみが出来てしまいます。
そこに、正長方形の畳を入れたら隙間ができてしまいますので畳屋さんは部屋の寸法を正確に測りそのお部屋のその場所にしか入らない畳を作っているのです。
ちなみに当店では千葉市でも数少ないコンピューター制御の畳製造マシンを使い、0.3ミリ単位でお部屋のひずみに対応しています。


畳の香り(あの独特の良い香りの秘密・・・)
イグサはもちろん草です。匂いももちろん草です。・・・?「あれっ、畳は草の匂いと違うのに。」
そう思った人はもちろん「そのとーり!」です。
イグサの原草は草の香りしかしません。そしてそれを染める為のイ泥も土の匂いしかしません。???
イグサはイ泥に漬け、乾燥させることによりあの独特の畳の香りを放つのです。
そして畳の香りは気持ちを落ち着かせる(フィトンチッド)効果があると実証されています。


イグサの強度について
畳は天然のイグサを織ったものを
土台(ワラ床や木のチップを熱で圧縮した建材床)に縫い合わせています。
その上にタンスやサイドボード、椅子などが乗っかるとどうしてもそこだけ凹んでしまいます。
それを回避するには部分的な重みを無くしましょう!
タンス等は縦・横どちらかだけに重みがかからないように出来ればベニヤ等でタンスの大きさの
敷板
を作りましょう。サイドボードも同様です。
椅子は畳にはタンスより過酷です。転がるタイヤ等ついていようものならたたみにとって悲劇です。
でもあるものはしょうがありません。受け止めるとして・・・
まずは畳が擦り切れないように畳の上に敷物をしましょう。厚手のカーペットやクッションフロアーでも構いません。本当は大きいベニヤを敷いてください。
そして畳替えの際に畳屋さんにすべてを打ち明けてください(笑)
ござをくれたり補修を頑丈にやってくれたりするかもしれませんよ!
本当は何も無いのが理想ですね・・・(布団敷いて寝るだけとか)・・・
あぁ日本はお部屋も狭いから大変なのです!

恐れ入りますが、ただ今準備中です。